受け継ぐ集合知

川崎農園の強みの一つが、安政七年から受け継がれている『集合知』です。

【集合知】とは?

達人やベテランの体に染みついた技を『暗黙知』といいます。この『暗黙知』を受け継ぐには「野菜の水あげ10年といわれる」くらい、難しく時間かかります。当農園ではこの『暗黙知』を『形式知』にし、畑・土壌の特性・肥料の特性などわかるように記録し受け継いできています。

そしてその『形式知』は時を重ねるごとに代々の園主や川崎農園を支え助けて頂いた方々の工夫やアイディア・想いがが集まり『集合知』になり、未来へと繋がる農業になっています。

香り彩る農園

川崎農園では香りを大切にしています。匂いと言うのは野菜を健康的に育てる為の重要な要素の一つです。
植物は匂いで虫を寄せ付けたり、撃退したりしています。また堆肥や肥料などを発酵して作る際にはこの匂いは重要で、肥料を見極める際の一つの要素になり、いい堆肥は土の匂いがします。

土の匂いは圃場の土でも同じです。土作りを疎かにすると匂いでわかります。いい土は山の落ち着く匂いがします。